家庭という小さな国家

人は皆それぞれ違う前提で生きていて、それぞれの事情の中で生活している。

 

生活習慣だって、夢だって、大切なものだって人それぞれ。

 

自分と違うからと言って否定したり、自分の前提を押しつけるのはちょっと違うんじゃないかな。相手を否定したり、丸ごと受け入れるのではなくて、「そうか、この人はこんな考えや生き方をしているんだね」と相手の考えを認識してあげる。

 

100人いたら100通りの生き方や考え方があるのだから。

 

自分の枠にはめようとすると、相手も自分も苦しくなる。夫婦や子供、家族に関しては特にそう。

 

家庭という国家の中で、独裁者になっている方を見かけます。

 

何でも自分の意見が正しい、自分の言うことを聞くのが当然と、権力を振りかざし高圧的に振舞います。家族の為に、家族に良かれと思って、とおっしゃいますが、この「良かれと思って」が曲者。自分の独断と偏見に過ぎないのですから。家族は逃げ場が無いだけに辛いよね。

 

社会性があまりなく、世界が狭くて小さい人ほど独裁者になりやすい。他を知らず、自分の小さな世界が全てと思っているから。

 

小さな国家の独裁者の老後は寂しいかもよ。だって誰も寄りつかないでしょう、そんな人。

 

家族に対して独裁者的に振舞っていないかな??落ち着いて考えてみましょう。