24時間戦えますか?の時代は終わり

 

社員が居つかない、アルバイトやパートがすぐに辞めてしまい人手不足に悩む社長さんやオーナーさんからご相談を受けることがよくあります。

 

お話を伺うと、「自分は寝ないで働いた」「熱があっても出社して働いたのに最近の若手は、、」というお話がほとんど。

 

物事を受け止めるキャパシティはひとそれぞれ。自分が出来たから、自分が出来るから他の人もそうだろうとは思わないで。

そんな考えだから優秀な働き手は辞めてしまい、年がら年中人手不足の状態になるのです。

 

寝ないで働けたのは頑強な体に恵まれたから。

 

熱があっても出社したって自慢げにおっしゃるけど、小さなお子さんや高齢の親御さんがいる社員もいるんですよ。その社員さんに熱がうつったらその背後にいる人は、、という想像は働かないのでしょうか。

 

24時間戦えますか、、という時代はもう終わったのです。

 

優秀な働き手を求めるならば、最初にやるべきことは定時に帰れたり、気にせずに休める環境づくりだと思います。

 

この話は親子関係にも当てはまります。

 

私が出来ていたのだから子供にもできるはず、、というお言葉、鑑定でよく聞くワードです。確かにあなたの子供だけど、親と子は人格も行動パターンも考え方もそれぞれ違うのですよ。別人格なんですよ、、とお話をさせていただいております。

 

どんな立場に立とうとも、相手の立場を思いやる気持ちを忘れてはいけませんね。